ポメラニアンの無駄吠えの相談は多いです。
元々の性格がポメラニアンは寂しがり屋や怖がり屋なので仕方がありません。
しかし、ポメラニアンに限らず犬は「吠える」のが本能です。
だから無駄吠えのしつけをキチンとしないと当然ポメラニアンの無駄吠えに悩むことになります。
成犬になってからでは、しつけに時間がかかるので子犬の頃にしつけるのがいいです。
しつけによってポメラニアンの性格は大きく変わります。
ただ、ポメラニアンの無駄吠えのしつけで多くの飼い主の方達が勘違いしているようです。
ポメラニアンが無駄吠えをすると、体を叩いたり、コラ!と叱ったりしているようですが、実はこの行動はポメラニアンに注目されていると勘違いさせてしまっているのです。
だから、ポメラニアンは注目を引こうとする時に、再び無駄吠えをするようになるのです。
こんな時には、呼吸の構造から吠えることが難しい「オスワリ」や「フセ」をさせます。
またはポメラニアンが見ていないところで大きな音を出すか、犬の嫌いな水をかけます。
この行為は犬から見えないところが大事で、見えるところで行うと「飼い主=怖い人」になってしまい、飼い主の目が届かないところで悪さをするようになるからです。
これらの行為で無駄吠えが止まったら、いつものしつけと同じで直ぐにご褒美をあげます。
これを繰り返すことでポメラニアンの無駄吠えは解消されるはずです。
ご褒美も最終的には飼い主の褒め言葉に持っていくようにしましょう。
それでもポメラニアンの無駄吠えが直らないようなら、最近、使う人が増えている無駄吠え防止用の首輪を使うのもいいでしょう。
犬に全く害はなく使用したその日から効果が出るという優れものです。